コーヒー豆はキャニスターなどに移し常温保存するのが一般的ですが、2週間も経つと味や香りが低下してしまいます。
美味しい状態をキープするなら冷凍保存が最適…!
ということで、今回はコーヒー豆の冷凍保存を実践レビュー。
- コーヒー豆を冷凍保存する方法
- 冷凍保存したコーヒーの味
- 解凍した方がいいのか?
コーヒー豆は保存の仕方ひとつで味わいが大きく変わります。冷凍保存するときのコツや注意点、味の違いについても紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
コーヒー豆の賞味期限について
コーヒー豆の賞味期限はコーヒー豆の状態によってそれぞれ違ってきます。
メーカーによっても賞味期限はまちまちですが、一般的にはこのような感じです↓↓
- コーヒー豆
未開封→8ヶ月~12ヶ月
開封後→2週間程度 - 挽いてある豆
未開封→8ヶ月~12ヶ月
開封後→1週間程度
未開封であれば1年くらい持つので常温でそのままストックしてもOK。開封後は酸化スピードが早まり2週間も経つと味わいが低下してしまいます。
2週間以内に飲み切らない場合は冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存することでコーヒー豆が嫌う「酸素・温度変化・湿度・日光」の影響が抑えられ、約3ヶ月美味しい状態をキープすることができます。
コーヒー豆を冷凍保存する方法
コーヒー豆を冷凍保存するために用意しておきたいモノはこちらです。
- コーヒー豆
- フリーザーバッグ
賞味期限を超えてしまいそうなコーヒー豆と、冷凍保存に対応しているフリーザーバッグ。
保存方法はコーヒー豆をフリーザーバッグに移して冷凍庫に入れるだけでOK。
フリーザーバッグの空気はしっかりと抜いておきましょう。
密閉力のあるタッパーなどでも代用できますが、より真空に近い状態のほうが持ちがいいので、フリーザーバッグがおすすめです!
冷凍保存のコツ
コーヒー豆は一回分づつ小分けにして保存しておきましょう。
冷凍→解凍を繰り返すと味の低下につながるので注意です。
僕は1杯15グラムで入れることが多いので、15グラムづつ小分けにして保存しています。
冷凍保存したコーヒーの味は?
ということで冷凍していたコーヒーを飲んでみました。
今回は1ヶ月前に冷凍保存したカルディのイタリアンローストで。
抽出レシピはこちら↓↓
- 豆の量:15グラム
- 挽き目:中粗挽き
- お湯の量:225グラム
- 注ぐ回数:45グラム×5投
オーソドックスな46メソッドで!
冷凍庫から出した直後の豆はこのような感じ。深煎り特有のオイリーな感じは飛んでいます。もしかしたら味わいに影響があるかも。
解凍せずそのまま挽いてドリップ。購入したばかりのイタリアンローストに比べると膨らみが弱い印象です。
常温保存で1ヶ月も経つと酸化したコーヒー特有のイヤな酸っぱさが出てきますが、それは全く感じませんでした。
イタリアンローストの苦味とコクもあり普通に美味しい。味の変化はほぼなし!
解凍は必要?
そのあと解凍した豆を同じレシピで飲んでみました。
冷凍庫から出して1時間ほど自然解凍。少し水分が出ててきました。
お湯を注いだときの膨らみは冷凍庫から出した直後の豆と変わらず。味の違いは感じませんでした。
塾長さんの動画でも解凍について紹介されています。
動画内で冷凍庫から出した直後の豆と解凍の豆を飲み比べていましたが、むしろ解凍しないでドリップしたほうが美味しいという結果に…!
個人的には味の違いがわからなかったので、解凍せずドリップしていこうと思います!
コーヒー豆の冷凍保存まとめ
コーヒー豆は冷凍保存することで約3ヶ月美味しい状態がキープできます。
保存方法はこんな感じで使い分けるとわかりやすいかと!↓↓
- 常温保存→開封から2週間以内
- 冷凍保存→開封から2週間経過
開封して2週間くらい経ちそうなら冷凍保存するのがおすすめです。
解凍については個人的にはしなくてもいいように感じました。冷凍庫から出した直後と解凍した豆でそれほど味わいに違いが無かったので…!
ということでコーヒー豆の冷凍保存についてでした。保存について悩んでいる方は試してみて下さい…!