わずか1時間でコク深い水出しコーヒーが作れる｜水出しコーヒー器具ハリオ雫レビュー

美味しい水出しコーヒーを自宅でも楽しみたい…！ということで、水出しコーヒー器具「ハリオ雫」を買ってみました。

一般的な水出しコーヒー器具はコーヒー豆を水に浸して抽出する「浸漬式」なのに対し、ハリオ雫は「点滴式」。

約1時間で水出しコーヒーを作ることができるスピード抽出が最大の特徴です…！

そんな特濃水出しコーヒーが楽しめるハリオ雫をレビューしていきます。

ハリオ雫の特徴

品番	SBS-5B
サイズ	幅116×奥行116×高さ356mm
重量	900グラム
容量	5杯
価格	6,050円（税込み）
材質	フタ/ホルダー：シリコーンゴム 点滴パーツ：ポリプロピレン ストレーナー：ステンレス ボール/ポット：耐熱ガラス

ハリオ雫は点滴式の水出しコーヒー器具。その名の通りコーヒーの粉に水滴をポタポタたらしながらじっくり抽出するツールです。

水出しコーヒーの主流にもなっている浸漬式がまろやかで優しい味わいなのに対して、点滴式はしっかりコクのある味わいに仕上がります。

またしっかり濃いのに600mlの水出しコーヒーを約1時間で抽出できるのもポイントです。

ハリオ雫の詳細

ハリオ雫は大きく3つのパーツで構成されています。

• ボール
• ストレーナー
• ポット

水を入れておくボール、コーヒー粉を入れるストレーナー、コーヒーを溜めておくポット。この３つのパーツを組み合わせてコーヒーを抽出します。複雑そうに見えて意外とシンプルな構造です。

ボールには600mlのところに白いラインが引かれています。このラインまで水を注ぐのが基本レシピ。

ボールの下には点滴パーツがあります。この２つの穴からポタポタ水が落ちる仕組み。

スピード調整はできません。

粉を入れるストレーナーはステンレス製。コーヒーオイルまで一緒に抽出できるメタルフィルターは、濃厚なコクを味わうことができます。

ポットは最大900mlまで保存が可能。200ml刻みに目安となるラインが引かれています。

シリコン製のフタを取り付けることで臭いうつりを防ぐことができます。

専用フィルターは無漂白。エアロプレスのフィルターと比較すると一回り小さいサイズ感です。そこまで違わないので代用できそう…！

ハリオ雫で水出しコーヒーを淹れてみた

ということで、水出しコーヒーを淹れてみます。

レシピはコチラ↓↓

ハリオ雫で淹れた水出しコーヒーの味

おお…。香りからして違いますね。明らかに濃い。飲むとさらに違いがわかる。今まで飲んできた水出しコーヒーとは別物です。コクがすごい。

豆の影響もあるかもしれませんが、アーモンドのようなナッツ系の香ばしい味わいが広がります。メタルフィルターの影響もあるかも。

とりあえず濃さに驚きましたが、苦味がすごいわけではなくコク深い感じです。

質感も若干トロミのあるような感じ。ラテにしてもいいと思います。

ちなみに今回使用した豆はドン・キホーテの「モカブレンド」。コスパのいい中煎りの豆とは思えないほどのコクを味わうことができました。

深煎りコーヒーが好きな方、コーヒーのコクを味わいたい方にはすごくいいかも。

個人的にすごく好きな味！相性のいい豆探しをしたい…！

ハリオ雫のメリット

• わずか1時間のスピード抽出
• ブレずに安定した味わいが楽しめる
• コク深い水出しコーヒーが作れる

複雑そうな見た目ですが実は超簡単！粉を入れて水を注ぐだけで水出しコーヒーが出来上がります。

浸漬式の水出しコーヒーだと出来上がるまでに8時間ほどかかりますが、ハリオ雫だと約1時間で出来るのも大きなメリットです。

点滴パーツから一定のスピードで水が落ちるので味わいもブレずらく、点滴式特有のコク深い水出しコーヒーを味わうことができます。

ハリオ雫のデメリット

• 価格が高い
• サイズが大きい

一般的な水出しコーヒーポットが2,000円前後なのに対し、ハリオ雫は約6,000円と少し高額。またサイズが大きいので保管するスペースが必要なところもネック。

ハリオ雫まとめ

浸漬式のまろやかな水出しコーヒーとは対照的に、コクを最大限引き出すことができる点滴式の水出しコーヒー。

ハリオ雫は挽いた豆をセットして規定量の水を注ぐだけで簡単に作ることができます。

他ではなかなか味わえない濃厚な水出しコーヒー。味わいも最高でした….！