【レビュー】フィロコフィアの3種飲み比べセットを飲んでみた|クリーンな味わいと個性的なフレーバー【口コミ・評判】

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千葉県にあるスペシャルティコーヒー専門店「PHILOCOFFEA(フィロコフィア)」のコーヒーを飲んでみました。

代表でありコーヒー豆の選別をおこなう粕谷哲さんは、コーヒー抽出の世界大会「World Brewers Cup」で優勝経験のあるスペシャリストです。

スペシャルティコーヒーならではの個性的なフレーバー、深煎り・浅煎りとわずクリーンな後味を楽しめるのが大きな特徴。

前情報なしでたまたま立ち寄ったフィロコフィア。実際にお店でいただいたコーヒーがあまりにもフルーティーで衝撃を受けました…。笑

ぽー

スペシャルティコーヒーにハマったきっかけでもあります。

ということで、今回はフィロコフィアの定番商品でもある「ブレンド3種飲み比べセット」をレビューしていきます。

この記事でわかること
  • フィロコフィアについて
  • フィロコフィアの口コミ・評判
  • フィロコフィアの味

フィロコフィアのコーヒーはどれも個性豊かな味わいが楽しめます。そもそもコーヒーのフレーバーってなんぞや!?という方にこそぜひ試していただきたい…!

フィロコフィアの3種セット

Philocoffea


目次

PHILOCOFFEA(フィロコフィア)について

フィロコフィアの看板

冒頭でも軽く触れましたが、PHILOCOFFEA(フィロコフィア)はアジア人初のWORLD BREWERS CUPを制した粕谷哲さんと、船橋コーヒータウン化計画の発起人である梶真佐巳さんが共同で設立したスペシャルティーコーヒー専門店です。

ぽー

スペシャルティコーヒーって?という方はコチラをどうぞ↓↓

スペシャルティコーヒーとは?

スーパーなどで売っている大量生産のコーヒーとは違い、「おいしいコーヒーを作るために生産されたコーヒー」がスペシャルティコーヒー。

旨味やコクなど、バランスの良いリッチな味わいが特徴になっています。

また生産者の顔がみえるように農園名まで記載があり、カッピングスコア80点以上をクリアした最高品質のコーヒーです。

フィロコフィアで扱うコーヒー豆は粕谷さん自身が農園に立ち寄り、味や製造プロセスなど細かいところまで納得した上で厳選。

スペシャルティグレードの生豆を扱うだけでなく、それぞれの豆に合った焙煎、そして抽出するバリスタ。この3つが掛け合わさったスペシャルな体験を心がけているという…。コンセプトがもう素敵。

フィロコフィアの店内
店内もめちゃくちゃおしゃん

そんなスペシャルな体験を提供したいという思いから、お店のロゴにはコウノトリを採用しているそうです。パッケージにも描かれていますが、捨てるのがもったいなくなるくらいおしゃん…。

また粕谷さんは、お家でも再現できる美味しいコーヒーの淹れ方についても本を出しています。

ぽー

この本の通りにフィロコフィアの豆を淹れたら、スペシャルな体験がお家でも…!

ちなみに僕は船橋のお店に行きました。雑居ビルの2階にあって、ちょっと探しました。笑

フィロコフィアへのアクセス

初めての方は少し時間に余裕をもって行った方がいいかもです。船橋駅から徒歩6~7分くらいかかります。

フィロコフィアの定番ブレンドを飲んでみた

フィロコフィアの3種飲み比べセット

今回は3種類の味が楽しめる定番のセットをお取り寄せ。それぞれ中煎り・中深煎り・深煎りのブレンドとなっています。

焙煎度の違う3種類の豆が味わえるので、自分の好みを判断するのにもピッタリ。

012 RUDDER BLEND MEDIUM

フィロコフィアのミディアムブレンド
012 RUDDER BLEND MEDIUM
  • 焙煎度
    中煎り
  • ブレンド
    エチオピア、コロンビア、グアテマラ
酸味 4.0
苦味 2.0
甘味 3.0
香り 4.0
コク 2.5

まずは中煎りのミディアムから。袋に入ってる段階からいい香り…。開けるとフルーティーで爽やかな果実っぽさも感じられます。

フィロコフィアの袋
酸化を防いでくれる袋

フィロコフィアの袋はバルブ付きのチャックタイプ。キャニスターいらずで保管できるのはありがたいですね。

豆は浅すぎず深すぎない中煎りの綺麗な色味です。

オリガミドリッパーでドリップ
オリガミドリッパーで!

ひと通りチェックしたところで、まずはドリップ。抽出レシピは粕谷さん考案の46メソッドで。

抽出レシピ
豆の量20グラム
お湯の量300ml
挽き具合中粗挽き
注湯60グラム×5投
3種ともこのレシピで淹れました。

はじめてなので60グラムを5回に分けて注ぐベーシックなレシピでいただきます。

フィロコフィアのミディアムブレンド
香りがいい…。

ひとくち目に感じたのはフルーティーな味わい。みずみずしい柑橘系の酸味が広がりコーヒー特有の苦みもほとんどなく、紅茶のようにスッキリとしています。

3種の中で一番スペシャルティコーヒーを感じられるような個性的な味わいでした。エチオピアの華やかさも感じられます。

暑い日にアイスコーヒーで飲みたくなるような爽やかなコーヒーです。個人的には一番好き…!

013 RUDDER BLEND MEDIUM DARK

フィロコフィアのミディアムダーク
013 RUDDER BLEND MEDIUM DARK
  • 焙煎度
    中深煎り
  • ブレンド
    ケニア、ブラジル、ホンジュラス
酸味 3.5
苦味 3.0
甘味 3.0
香り 3.5
コク 3.5

コチラのミディアムダークは中深煎りのブレンドですが、カルディなどでは浅煎り~中煎り表記で出しててもおかしくないくらいスッキリとしています。

ケニアのベリーっぽい風味が感じられ、飲み終わりにはチョコレートのような風味とほどよい苦みがくるような感じ。

嫌な苦みもないしかなり飲みやすいですね。今回は中粗挽きで淹れましたが、もう少し細挽きにして味をしっかり出してもいいかも。

014 RUDDER BLEND DARK

フィロコフィアのダーク
014 RUDDER BLEND DARK
  • 焙煎度
    深煎り
  • ブレンド
    コロンビア、ブラジル、グアテマラ
酸味 2.5
苦味 3.5
甘味 3.5
香り 3.0
コク 4.0

深煎りのダークはしっかりとしたコクと苦みが感じられる王道な味わい。カカオ濃度の高いビターチョコレートのような甘味もあり、シンプルに美味しいコーヒーといった感じです。

さきほどの2種と比べると個性的な味わいはないものの、深煎りなのに後味はクリーンで飲みやすい。ミルクとの相性もいいのでカフェラテにしても◎。

フィロコフィアの口コミ・評判

フィロコフィアの3種セット

フィロコフィアの口コミをまとめてみました。

取り扱っている豆の種類が多いので、今回はとりあえずブレンドに絞ってご紹介します。

けっこう探してみましたが、悪い口コミは見当たりませんでした。

PHILOCOFFEA(フィロコフィア)まとめ

フィロコフィアの豆

今回お取り寄せしたフィロコフィアの3種飲み比べセットは、中煎り・深煎り問わず共通してクリーンな後味が印象的でした。

ぽー

フルーティーで飲みやすいコーヒーを探している方にピッタリ。

ここ最近はコーヒー豆の個性を楽しむシングルオリジンに注目が集まっていますが、ブレンドならではの複雑な味わいはお店の特徴がでていて面白いですね。

焙煎度の異なるコーヒー豆がセットになっているので、フィロコフィアの味を試してみたいという方にもおすすめです。

フィロコフィアの3種セット

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