コーヒー豆が膨らまない！←コレの原因と膨らませるコツを紹介

ハンドドリップする際のコーヒーの膨らみ。コーヒードームとも呼ばれ、鮮度の高いコーヒーの指標にもなっています。

喫茶店や動画ではおなじみの光景ですが、実際やってみるとうまく膨らまない…。

結論！モコモコと膨らむコーヒーを堪能したいという方は、鮮度の高いコーヒー豆を買うのがおすすめです。

それ以外にもいくつかコツがあるので順を追って紹介していきます…！

超厳選オススメのコーヒー… 

コーヒードームとは？

そもそもコーヒー粉にお湯を注ぐとモコモコ膨らむあの現象はなに？というところから。

あの膨らみの正体はコーヒー豆に含まれている「二酸化炭素（炭酸ガス）」です。

コーヒー豆は生豆の状態から焙煎をしてスーパーなどに陳列されています。この焙煎の過程でコーヒー豆に炭酸ガスが生成され、お湯を注ぐと反応してモコモコ膨らむという理屈です。

こんな感じでハンバーグ状に膨らんだものをコーヒードームと呼んだりします。

モコモコ膨らんでいる方がハンドドリップ上手そうに見えますが、条件が重なればちゃんと膨らみます…！笑

コーヒー豆が膨らまない原因

とはいえコーヒーは嗜好品。コーヒーを淹れている時間もふくめてコーヒータイムです。やっぱりモコモコ膨らむコーヒーの方が淹れていて気分があがりますよね…！

ということで、コーヒーが膨らまない原因を5つピックアップしました。

• コーヒー豆が新鮮じゃない
• 粉の状態で買っている
• 浅煎りの豆を使っている
• コーヒー豆の量が少ない
• お湯の温度が低い

①コーヒー豆が新鮮じゃない

まずはコーヒー豆の鮮度。コーヒーが膨らまない原因の第一位が間違いなくコレです。

焙煎してから日が経つとコーヒー豆にふくまれている炭酸ガスは自然と抜けていってしまいます。

目安では焙煎してから2週間くらいまでが鮮度のいい状態。1ヶ月とか経ってしまうとかなり膨らみづらくなるかと思います。

開封してから使い切るまで時間がかかりそうな場合は、冷凍保存するのがおすすめです。

②粉の状態で買っている

コーヒー豆は粉の状態のほうが劣化が早まります。

挽いてある状態だと湿度の影響をモロに受け、酸化が早まってしまうので注意です。

コチラも長期保管する場合は冷凍保存がおすすめ。

③浅煎りの豆を使っている

鮮度が良くても浅煎りのコーヒー豆だと膨らみづらくなります。

浅煎りのコーヒー豆はそこそこな焼き加減なため水分が多く、そもそも炭酸ガスが少ない状態。

コーヒードームを堪能したい場合は深煎りがおすすめ。

④コーヒー豆の量が少ない

コーヒー豆が少ないのもコーヒードームがキレイにできない原因です。

1人分をドリップする目安は大体10～15グラム。コーヒー豆が少ないと必然的に炭酸ガスも少なくなってしまうので膨らみづらくなります。

⑤お湯の温度が低い

お湯の温度が低いとコーヒー豆との反応も悪くなり、炭酸ガスの放出が弱まってしまいます。

目安としては90～93℃くらいで淹れるのがおすすめです。

コーヒー豆を膨らませるには

ということで、膨らまない原因をすべてクリアすればキレイなコーヒードームができるはず…！

• 鮮度の良い豆を買う
• ドリップする直前に挽く
• 深煎りの豆を使う
• 2～3人分ドリップする
• 90～93℃のお湯を使う

この中で一番効果があるのは、やっぱり鮮度の良い豆を買うことですね。

スーパーなどに並んでいるコーヒー豆は焙煎度の記載がないモノがほとんど。どれくらい経っているのか未知数ですが、自家焙煎をしているコーヒーショップやロースターと比べると鮮度は間違いなく劣るかと…。

僕が飲んだことのあるコーヒーだと「珈琲きゃろっと」・「コーヒーソルジャー」・「土居珈琲」あたりは焙煎後に発送してくれるので鮮度抜群。コーヒードームもキレイにできました。

あとはドリップ直前に豆を挽くもポイントです。コーヒーの膨らみもさることながら、単純に段違いで美味しくなるので。コーヒーミルを持っていない方は検討してみてもいいかも…！

コーヒーが膨らまない原因とコツまとめ

以上、コーヒードームについてでした。

• 鮮度の良い豆を買う
• ドリップする直前に挽く
• 深煎りの豆を使う
• 2～3人分ドリップする
• 90～93℃のお湯を使う

この条件でドリップすればキレイなコーヒードームができるかと…！

コーヒードームは見映えもイイし気分もあがります。とはいえコーヒードームができないからといって、まずいコーヒーではないのであしからず…！

コーヒータイムの気分を上げたいという方はぜひチャレンジしてみてください。鮮度の良いコーヒーを買うなら自家焙煎店の通販サイトがおすすめです…！