コーヒーの味わいは苦味・酸味・甘味など色々な要素がありますが、その中でも「コーヒーの強い酸味が苦手」という声はよく耳にします。
ぽー僕もちょっと前まで苦手でした。そして周りにもチラホラと。
ということで、今回はコーヒーの酸味について！
- コーヒーの酸味について
- 酸味の少ないコーヒー豆は？
- 酸味を抑える方法
酸味の強いコーヒーにはいくつか特徴があります。これから紹介する特徴を知っておけば、コーヒー選びの失敗を回避することができるはず…！
コーヒーの酸味について
コーヒーの酸味は大きく2種類に分けられます。
- コーヒー本来のフルーティーな酸味
- 劣化による嫌な酸味
コーヒー本来のフルーティーな酸味
コーヒーは苦い飲み物というイメージがありますが、実は”コーヒーノキ”という品種から採れる果実が原料となっています。
コーヒーノキから採れる果実はサクランボのような見た目をしていることからコーヒーチェリーと呼ばれ、甘さとフルーティーな酸味があるのが特徴。
このコーヒーチェリーの種を焙煎したものが、普段スーパーなどでよく見るコーヒー豆です。
ぽーつまりコーヒーの酸味とはフルーツ由来のモノ…！
コーヒーの味わいはよくフルーツに例えられたりしますよね？
「柑橘系のような」
「ベリーのような」
「ピーチのような」
これらはコーヒーチェリーの持つもともとのフレーバーで、スッキリ爽やかな瑞々しい酸味です。
劣化による嫌な酸味
一方でツーンと鼻を刺すような、いわゆる”酸っぱみ”のある酸味。これはコーヒーの劣化による酸味です。
ぽーおそらくコーヒーの酸味に苦手意識がある方の多くが、コッチをイメージしているんじゃないかと思います。
コーヒーは割とデリケートな食品でして、保存環境によってすぐに劣化してしまいます。
開封後2週間もすると香りは低下していき、酸化も進みます。もうそうなると「酸っぱい」を通り越してシンプルにマズイ…。
他にもスーパーなどに並んでいるコーヒー豆は、基本的に焙煎してからけっこうな日にちが経っています。
鮮度が落ちると酸味の質も落ちてしまいます。焙煎直後の新鮮なコーヒーの酸味を味わうともしかしたらイメージが変わるかも…！
ぽーちなみに酸味に対してのイメージをガラッと変えてくれたお店がコチラ↓↓
酸味の少ないコーヒーは？
とはいえコーヒーは嗜好品です。「やっぱりコーヒーは苦味と深いコクを楽しむのが好き！」という方もたくさんいるかと思います。
コーヒーは産地や焙煎度によって味わいも変わってくるので、酸味が苦手な方はこの辺りをチェックしておくとコーヒー選びの失敗が減りますよ！
- コーヒー豆の産地
- コーヒー豆の焙煎度
コーヒー豆の産地
コーヒー豆は産地によってそれぞれ味わいが違います。酸味が苦手な方は「インドネシア産」「ブラジル産」「コロンビア産」あたりのコーヒー豆を選ぶと失敗が少ないかと…！
- マンデリン（インドネシア産）
- トラジャ（インドネシア産）
- ブラジル
- コロンビア
ぽーこの辺りですね。
「インドネシア産」は苦味とコクが楽しめるのが特徴で、”野生味のある味”などインパクトのある表現をされることが多い豆です。
「ブラジル産」は苦味と酸味のバランスがよく王道な味が楽しめます。酸味は少なく苦味も程よいイメージ。
「コロンビア産」は香りとコクがあり苦味も十分楽しめるのが特徴。飲みやすいコーヒーの代表格です。
コーヒー豆の焙煎度
コーヒーの酸味が苦手な方は焙煎度もチェックしておきましょう。
焙煎度はコーヒー豆の焼き加減で、焼き加減が強いほど苦味も強くなります。
ぽーこのようなイメージです。
浅煎りになればなるほど酸味が強く、深煎りになるほど苦味が強くなるのが特徴。
先ほど紹介した産地のコーヒー豆でも浅煎りになると酸味は強くなるので、焙煎度はかなり重要です！
ぽー焙煎度をベースにコーヒー豆選びをするといいかも。
まとめると中深煎り〜極深煎りのインドネシア・ブラジル・コロンビア産のコーヒー豆を選べば、まず間違いないかと思います。
酸味を抑える方法
酸味の強い豆を買ってしまった場合は、抽出方法である程度おさえることもできます。
ポイントとしてはこの辺りです↓↓
- 細挽きにする
- 湯温を高くする
- 抽出時間を長くする
コーヒーは酸味→苦味の順番で抽出される傾向があるため、なるべく抽出効率をよくして苦味成分をしっかりと出すようにするのがおすすめです。
いつもより細挽きにして湯温も高めにすることで、コーヒーの持つ苦味成分を引き出すことができます。コレだけでも酸味は結構おさえられます。
またいつもよりゆっくり抽出するのも酸味を抑えるポイント。抽出スピードが早いと酸味が際立ちスッキリとした味わいになります。
ぽーコーヒーの抽出については別の記事にてまとめています↓↓
コチラは世界チャンピオンのレシピです。コーヒーの抽出をかなりロジカルに考えられているので参考になるかと…！
酸味を抑える方法（裏ワザ）
先ほどの抽出方法を試しても「まだ酸味が気になる！」という場合はこの方法を試してみてもいいかも。
ぽーずばりブレンドです！
酸味が気になる豆としっかり苦味のある豆をブレンドすることで、味わいのバランスを取ることができます。
僕も残ってしまった豆でよくやりますが、割とおすすめです。どうしても口に合わない場合のときはやってみて下さい…！
コーヒーの酸味が苦手まとめ
コーヒーの酸味が苦手な方は、このあたりをチェックして選んでみるのがおすすめです。
- 「インドネシア産」「ブラジル産」「コロンビア産」
- 中深煎り〜極深煎り
- 新鮮なコーヒー豆
中でも鮮度はかなりポイント。買ってから日にちの経ってしまったコーヒー豆はトゲのある”嫌な酸味”が出てしまいます。
ぽー酸味が少なく鮮度抜群のコーヒー豆ならこの辺りがおすすめです。
初回限定でコスパも最高…！コーヒーの酸味が苦手な方はぜひ試してみてください。
