【まずい？】カルディのコーヒー豆を飲み比べてみた｜タイプ別おすすめ豆10種レビュー

ネットで調べてみると味について賛否両論のあるカルディーのコーヒー豆。

「まずいって出てくるけど本当？」
「多すぎてどれを選べばいいのかわからない…」
という方も多いかと思います。

10種類のコーヒー豆を「スッキリ」「しっかり」「バランス」の3タイプにわけて、味についても率直に感じたことをレビューしています。

コーヒー豆	パプアニューギニア	キリマンジャロ	グアテマラ	スペシャルブレンド	イタリアンロースト	マンデリン	コロンビア	マイルドカルディ	モカブレンド	ブラジル
焙煎度	浅煎り	中煎り	中煎り	中煎り	深煎り	中煎り	中煎り	中煎り	中煎り	中煎り
生産国	パプアニューギニア	タンザニア	グアテマラ	ブラジル コロンビア他	ブラジル コロンビア他	インドネシア	コロンビア	ブラジル コロンビア他	ブラジル コロンビア他	ブラジル
価格（税込み）	950円	950円	950円	702円	777円	950円	950円	691円	896円	896円
味わい	爽やかなキレのある味わい	フルーティーな甘酸っぱさ	柑橘系のスッキリした酸味	飲みごたえのある苦味とコク	ビターチョコレートのような苦味とコク	深い苦みとほどよい酸味	個性的なフレーバーと深いコク	ハニー系のまろやかな甘さ	フルーティーな酸味とほどよい苦み	ほどよい苦味＆酸味と黒糖のような甘さ

カルディのコーヒー豆について

カルディのコーヒー豆は大きく2つに分けられます。

• ストレート
• ブレンド

ストレートは一つの生産国の豆だけが入っているタイプ。商品名も「ブラジル」や「グアテマラ」などわかりやすくなっています。生産国ごとのフレーバーが味わえるのが特徴。

ブレンドは複数の生産国の豆がミックスされているタイプ。ストレートでは味わえない複雑なフレーバーが楽しめます。

オンライン限定の豆もある

カルディではオンラインストアでしか買えないコーヒー豆もあります。

例えばコチラ。スペシャルティコーヒーが広がったことから日本でもめちゃくちゃ人気のある「ゲイシャ種」のコーヒー豆。

ゲイシャは華やかな風味とジューシーな味わいが特徴の品種。こんな感じで普段なかなか味わえない高級品種まで取り扱いがあります。

コーヒー豆の品質は？

国内で流通しているコーヒー豆は、缶コーヒーやインスタントコーヒーに使用される「ロブスタ種」と、品質の高い「アラビカ種」のザックリ2種類に分けられますが、カルディで取り扱う豆はすべて「アラビカ種」です。

人気No1のマイルドカルディでハンドピック…！

中身が抜け落ちてしまった「貝殻豆」や欠けてしまった「欠豆」、潰れてしまった「潰れ豆」などがちょこちょこ混じっています。

今回のハンドピックでは16.6グラムの欠点豆が見つかりました。1袋200グラムなので約8.3%ほど。

スーパーで売っている安価なコーヒー豆だと15％～20％ほど欠点豆が混入していたりするので、価格的には妥当な数字かと思います。

カルディのコーヒー豆はまずい？

グーグルなどで検索すると「カルディ まずい」という検索ワードが出てきます。

口コミを調べてみると「シンプルにまずい」「好みに合わない」「淹れ方をミスってしまった」などなど。

スペシャルティコーヒーなどと比べてしまうとフレーバーや味わいなどに差を感じてしまいますが、コスパで考えたらじゅうぶん美味しいコーヒーだと思います。

カルディのコーヒー豆で物足りないという方は、「珈琲きゃろっと」を試してみてもいいかも。高品質なスペシャルティコーヒーにもかかわらず、初回限定でとんでもないコスパになっています。

カルディコーヒー豆の選び方

カルディはラインナップが非常に豊富なので、自分の好みや試してみたい味をあらかじめ知っておくのがおすすめです。

• 焙煎度
• 味わい

焙煎度

焙煎度はコーヒー豆の焼き加減で、コーヒーの味わいに大きく関わってくる部分。

浅煎りになればなるほど酸味が強調され、深煎りになればなるほど苦味が強調される傾向があるのが特徴です。

また浅煎りの豆はスッキリと爽やかな味わいになりやすく、深煎りはしっかりとコクのある味わいになりやすいのもポイント…！

味わい

コーヒー豆選びに重要な味わい。生産国や焙煎度によっても特徴があるので、このあたりも抑えておくとイイかと思います。

好みの味が見つかったらその周辺の豆を試してみてもいいかと。

カルディタイプ別おすすめのコーヒー豆

カルディのコーヒー豆をタイプ別にカテゴリー分けしてみました。実際に飲んでみた味についてもレビューしているので参考にしてみてください…！

• スッキリ爽やかな味わい
• しっかりコクのある味わい
• バランスの取れた味わい

スッキリ爽やかな味わい

フルーティーで果実味のあるようなコーヒー、苦味よりも酸味を楽しみたい方におすすめなコーヒー豆です。

パプアニューギニア

苦味は少なく柑橘系のキリッとした酸味が感じられます。スッキリ爽やかなキレのある味わいで、カルディの中では割と個性的なコーヒーという印象を受けました。

夏場にスッキリとしたアイスコーヒーを飲みたいという場合にもピッタリです。

キリマンジャロ

かなり酸味に振り切った味わいで、フルーティーな甘酸っぱさを感じることができます。

コーヒー特有の苦味は控えめ。紅茶をよく飲む方にもおすすめです。

グアテマラ

苦味はそこまでなくスッキリとした味わいで、ほんのり柑橘系のような酸味が感じられました。

クセもなく結構あっさりと飲めるコーヒーだと思います。重たすぎないライトなコーヒーを飲みたいというシーンにおすすめです。

しっかりコクのある味わい

コーヒーの重厚な苦味とコクが好きな方におすすめなコーヒー豆です。

スペシャルブレンド

マイルドカルディをベースにインドネシア産の豆を加えた、飲みごたえのあるブレンド。マイルドカルディより酸味が抑えられているぶん、飲みやすい印象を受けました。

深い苦味とコクが感じられるので目覚めの一杯にもピッタリです。

イタリアンロースト

カルディの中でも人気の深煎りのブレンド。苦味とコクを楽しむ王道の味わいが特徴です。夏になるとアイスブレンドという名前で販売されています。

ミルクに負けない濃厚な味わいなのでラテをよく飲む方にも◎。苦味の中にビターチョコレートのような甘味も感じられます。濃厚なコーヒーが好きな方におすすめです。

マンデリン

深い苦みが楽しめるビターな味わいのコーヒーです。同じビター系のイタリアンローストよりも酸味は強めで少しクセがあるかも。

甘さは控えめですが、深いコクと飲みごたえが楽しめます。

コロンビア

どっしりとした深いコクの中に、柑橘系のようなフルーティーな味わいが感じられるのが特徴です。今回飲んだ中ではトップクラスに風味豊かな香りが漂いました。

複雑性のある個性的なフレーバーで、スペシャルティコーヒーが好きな方にも向いているかと思います。

王道なコーヒーに物足りなさを感じてきた方におすすめです。

バランスの取れた味わい

飲みやすい王道なコーヒーが好きな方はこのあたりがおすすめです。

マイルドカルディ

マイルドカルディは人気No1の看板メニューです。店頭で配っていたりもするので飲んだことある方も多いかと思います。

苦味は少なくどちらかと言えば酸味よりな印象を受けました。ハニー系のような甘さも感じられる、まろやかな味わいです。

モカブレンド

カルディ公式ではスッキリとした酸味系という紹介ですが、ほどよい苦味も感じられて飲みやすいバランス型という印象です。

エチオピアがブレンドされているということもあって、ほんのりフルーティーで華やかなフレーバーも感じられました。

昼下がりにほっと一息つくのにおすすめなコーヒーです。

ブラジル

ほどよい苦味と酸味があり、今回飲んだ中では一番バランスのいいコーヒーという印象を受けました。

後味には黒糖のような甘さも感じられ、ホットでもアイスでも楽しめる飲みやすさもあります。

カルディのコーヒー豆選びに迷ったら、とりあえずコレから試してみてもイイかと思います。

カルディコーヒー豆の価格

カルディのコーヒー豆は手に取りやすい価格も人気な理由。

高品質なスペシャルティコーヒーを扱うコーヒーショップと、スーパーで売っている豆のちょうど中間くらいの位置づけです。1杯当たり66円であれば普段飲みとしても買いやすいかと思います。

お得に買うこともできる

カルディでコーヒー豆を買うなら「周年セール」を狙うのがおすすめ。

店舗ごとに年1回の開催で、コーヒー豆を半額で買うことができるめちゃくちゃお得なセールになっています…！

開催期間は1週間。この期間であればスーパーに売っているコーヒー豆と、ほぼ変わらない価格でカルディのコーヒー豆を買うことも…！

周年セールについてはカルディのHPで確認できます。カルディのコーヒー豆を試してみたいという方は近隣店舗のセールをおさえておくといいかと…！

カルディコーヒー豆まとめ

カルディのコーヒー豆はラインナップが豊富なので、選び方さえ間違えなければ好みのコーヒーを見つけることができるはず…！

「まずい」という口コミも一部ありますが、口に合わなかったor淹れ方の問題だと思います。

選ぶ際のポイントとしては、「スッキリ爽やかな味わい」なら浅煎り～中煎り、「しっかりコクのある味わい」なら深煎りから選ぶのがおすすめです。

カルディのコーヒー豆を試してみたいという方はぜひ参考にしてみてください…！

飲み方にこだわりたい方はコチラも